ピアスというアクセサリーについて
アクセサリーと言えばネックレスや指輪などが思い浮かぶだろう。ここではピアスというアクセサリーについて取り上げる。先に述べたようにアクセサリーと言えば、ネックレスや指輪などただ単に、買えば付けて外すことができるものを想像しがちだが、ピアスをつけるにはピアスを通す穴が必要だ。そしてその穴は本来人間にはない穴なので、自分で穴をあけなければならない。指輪で言うと指を自分で作り出すようなものである。はたして、アクセサリーという自分を飾り立てるもののために自分を傷つけることは結果的に飾り立てることになっているのだろうか。
ピアスと聞けば、耳が主流だが耳以外にも鼻、口、軟骨、へそ、眉間、言ってしまえば穴さえ開けてしまえば身体のどこにでも付けることができる。まだ耳ならば可愛いものかもしれない。顔中ピアスだらけで、もはや飾り立てるとは言えないような人もまれにいる。そのような人はもはやおしゃれの感覚でピアスを付けているのではなく、とりつかれたように穴を開けていくのだという。他のアクセサリーと違い、まず自分を傷つけてから飾り立てるという点で特殊なアクセサリーだが、その自分を傷つけるという行為が過激化しているケースも多い。このようなことからピアスはアクセサリー売り場に売ってこそいるが、本当に必要な人しか寄せ付けない独特のジャンルに属しているような気がする。